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2012年2月 3日 (金)

ハウスの温度管理について その1

 平成2年からハウスみかん栽培を初めてかれこれ20年を経過しました。中でも一番苦労しているのが、適切な温度管理。ハウスみかんの栽培には、とてもきめ細かな温度の上げ下げが必要です。
 ハウスみかんの室温管理は、みかんの生育ステージに合わせた、一日の最高温度と最低温度を忠実にコントロールすることに終始します。これは、長年のハウス栽培の研究から管理の目安が示されていて、たとえば、花芽が見えてから満開を迎えるまでは最低18度。最高23度。果実の肥大が一番旺盛な時期は、最低22〜24度、最高30度というようにです。
 加えて、重油価格が高騰している昨今は、いかに、「無駄だき」を防ぐかにも気を遣います。昼間、寒いからといって不用意にボイラーを炊いて室温を確保していると、ほんの少し太陽が顔を出したばっかりに室温が上がってしまい、23度に達して、またたくまに換気扇が回ることになって、せっかく重油をたいて温めた空気が外へ強制的に排気されてしまう事態に陥ります。
 そんなこんなで、今日も温度計とのにらめっこが続きました。

 現在、午後23時56分、外の気温-0,9度。
 加温ハウスの最低温度は18度・・・今日もボイラーは元気よく燃えてます。(^^;)

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