36年前の目覚まし時計
私が中学校を卒業したのは、昭和54年3月27日。そのときに、当時在籍していた、津貫中学校器械体操部の顧問の先生から卒業祝いにいただいた 時計が、36年目にしてついに先日、止まりました。
どこに行くにもいつも一緒で、高校から東京の大学へ、そして、帰省して今の生活を始めた時まで、ずっと一緒で、さして狂いもせず、また、止まりもせず、その時その時の大切な朝を目覚ましとしても、本当に支えてもらったと思っています。
時計に成り代わって、今の時代を眺めてみると、安いものは1000円をきるものから、しかも、狂わない電波時計というものまであって、不具合があって止まったら、消耗品のごとく、新しいものとすぐ交換という時代。時計にとって、なんと、生きずらいこの激動の世の中に、実に静かに、堅実 に、こつこつとよくがんばってくれた、と感謝しています。
その、大役を無事終えて、次は、私の人生を助けてくれたグッズの一つとして、未来永劫、飾ってあげることにし、36年間の感謝をこめて、第2の人生を送らせるにあたり、この際、軽く分解をしてグリスアップをすることにしました。
アルコール性の洗浄スプレーをくまなく噴射。次に、よく乾燥後、ギアのところに、潤滑油をくまなく噴射。電池を新しく入れて、無理矢理、秒針、 長針、短針をぐりぐりぐりと指で強制的に回転。
やっぱり、復活しなかった。 orz → そのまま放置・・・・・・
と、あにはからんや、なんと、1時間後、いつの間にやら、また、静かに、しっかりと動きはじめて、おりました。
だいぶ、荒っぽい刺激でしたが、また、応えてくれました。
恐るべし、日本のもの作り。
笑笑
また、次の30年、一緒にいてくれるかなぁ。
いやいや、まずは10年目標だね。
時計と、元気印の競争です。
先生に感謝!!!
そして、36年前の時計をつくってくれた、CITIZENに感謝!!
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